圧縮と解凍について、改めて学んでみませんか?

背景画像

大変だが、やはり楽しいようだ

仕事は仕事、趣味は趣味

そんなちとら氏の普段の仕事ぶりとしては、それこそ取り留めのない毎日といって良いほどかなり息苦しいと感じるところがあるようだ。それもそうだ、社会人として働いているときのプログラミングとしての仕事では、全くといっていいほど自分なりのアレンジを加えることは認められていない。全て設計図どおりに製作しなければならないため、オリジナルな部分を導入するとそれは異分子として扱われてしまって、働いている身分としては安易にそのようなことはしたくはないだろう。だからこそ仕事は仕事として区切っており、仕事で受けたストレスを発散する名目でLhazの開発を行っているという。

ただそんなちとら氏の開発事情に突如として舞い込んできたあるトラブルは、下手をすれば社会的責任を本来は追及されないはずのフリーソフトなのに、追求されてしまう可能性があるかもしれないといった出来事があった。コンピューターソフトというものは人間が作る以上、完璧ではない。それはちとら氏然り、どんなプログラマーが開発したものであっても何かしらの不具合が起きる事はよくあることだ。そうした中で、ちとら氏が製作したLhazがIT関係のニュースサイトにてソフトとして脆弱性が確認されたというニュースが報道されたのだ。

この時の報道内容によると、Lhazを使用して解凍した直後に中に仕込まれたある悪意あるソフトウェアが展開されてしまうことで、そのPCそのものを乗っ取る可能性があるといわれた。本人としては当然寝耳に水なわけだがこの時ばかりは仕事どころではなく、急いで帰宅して即日で対応して大事には至らなかったという。もしも目に見えた被害を与えるような事になれば、いくら多少の不具合を認めつつ利用しているフリーソフトといっても、そうした被害が出てしまえば話は別だ。その後はこうした脆弱性が出ないように慎重になりつつ製作を続けているとのこと。同じ鉄は踏まない、というよりは被害を訴えられないようにすることを前提にし始めた、というところだろう。趣味で作成していたのに、それで大多数の人間を困らせるようではある種テロ行為として見られてしまうだろう。ここでもいらないストレスを踏んでしまったが、致し方ないというところだ。

現在はテキストを読み上げる音声ソフトを製作しているとのこと

さて、色々な話題を振りまいているちとら氏だが実のところ、現実の世界では自分が解凍ソフト『Lhaz』の開発者というのは公にしていないとのこと。あくまでネットワーク上におけるちとらと、普段の自分とでは顔を使い分けているとのことで、こうした部分でもなどが一般に知られることを好んでいないところも、やはり趣味として開発しているからこその醍醐味を活かしたい、そう考えてのことなのかもしれない。あくまでちとら氏だというのはごく限られた友人にしか知らせていないのも、そうしたこだわりが垣間見えるところだ。

そんなちとら氏、現在はWikipediaが表示している記事のランダム表示機『おまかせ表示』を、音声ガイドで読み進めるソフトを製作しているとのこと。これを製作している理由としては、ちとら氏もそろそろいい年齢になっているので、ネット上の文章を読むのは少しばかり億劫になっているとのこと。そうした意味で、音声での案内があればそこまで苦労する事無く記事を読めるというので、試作しているとのこと。パソコンとインターネットがまだまだ普及する前からいたちとら氏ということで、年齢こそ公にされていないがいい年した中年なのだろう。ここでもやはり出てくるのが、今の自分にとって必要なものを開発するというのは、理念から逸脱していないので面白いところだ。

最終的には物理演算をして見たい

自分が欲しいものを作り続けているちとら氏としても、いつかは作って見たいと考えている物があるという。それは物理演算に興味を持っており、その物理演算を取り入れたソフト開発を行うことで、ネットの世界で生活できるような世界を作り上げて見たいという、もはや趣味としてでは語ることは出来ない壮大な夢を持っているとのことだ。こうなると一個人としてではなく、もしも実現可能なまでの技術が開発されれば、企業などが黙ってはいないだろう。ここまでの話になればどれ程の資金が流動的に動くことになるのか検討も付かないが、いつか来るかもしれない未来予想図としては是非とも見てみたいところだ。

最近では人工知能の開発も盛んで、2050年ごろにはロボット開発も格段に進歩しているだろうと言われているほどだ。ちとら氏の語る夢がそのまま現実のものとして登場するのも、そう先のことではないのかも知れない。一回にプログラマーとして登場し、Lhazというフリーソフトを開発してインターネット上で知る人ぞ知るちとら氏としてその地位を確立し、自身の夢を実現させようとしている姿に今後も注目していきたいところだ。当人も、これからもプログラム開発、特に下火になりつつはあるといわれるフリーソフト界で継続して開発は続けていくと述べているところでも、これから先現れるであろう後進たちに対しても、期待している部分は有るようだ。そうした中でも、やはり自分が何かを作る手段としてプログラムを選んだという意識を持ち続けて欲しいと語っている。