圧縮と解凍について、改めて学んでみませんか?

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何が人気か

技術的にも大きく進化した

圧縮ソフトというものが登場してからそれなりに月日が経過した。それに伴って技術的にも人間が持ちえるだけの知識を利用して進化していった。それこそ一般人という立場では知り得ないほどにだ、特別必要としているわけではない情報かもしれないが、いざこうして情報技術の世界に介入してみるとその凄さを改めて理解できる。今現在日本で利用されているlzhやzipはもちろんのこと、それ以外の圧縮ソフトも格段にその性能は過去見られたことがないほどに格上げされている。その中でもとりわけ注目したいのが、『圧縮度』についてだ。

圧縮するファイルの目的としては元のサイズをいかにコンパクトにまとめることが出来るかが焦点だ、圧縮してもある程度までしか出来ないのでは元も子もない。テキストだけのファイルならともかくとしても、そればかりを送信するわけではない。当然画像を伴ったファイルを送らなければならない場合もある、そうなるとどれだけスマートな状態で送れるかがやはり重要な部分だ。では現存する圧縮ソフトの中でどのようなファイルが最も性能が高いと評価されているのかを少し見てみよう。

圧縮するファイルによっても異なる

ここからはある特定のファイルを現存している圧縮ソフトに応じて圧縮した場合、元あった容量と圧縮後のサイズにどれ程の変化をもたらしたのかということも重要なので、元々のファイルサイズと圧縮後のファイルサイズも含めて分析していこう。

プログラムファイルの場合

まず始めにとあるプログラムファイルがあるとする、そのプログラムファイルのサイズとしてはEXEファイルとして『12,253,056』バイト、約10MB程度のものを一般的に知名度が知られているモノで圧縮したときには次のようなサイズに圧縮することが出来る。ここからは最も圧縮できたものと、日本で一般的に普及している『lzh』と『zip』の圧縮度を取り上げて調べてみよう。

  • CAB形式の場合:圧縮後のサイズ『4,455,812バイト』
  • LZH形式の場合:圧縮後のサイズ『5,446,212バイト』
  • ZIP形式の場合:圧縮後のサイズ『5,508,486バイト』

この三つだけを見ればCAB形式、つまりWinで普段から利用されている圧縮ソフトの方が段違いで優れていると取れるが、実のところこれ以外の圧縮ソフトに関してはあまり差異が生じていないという。その中でも特にCAB形式のものに関してはプログラムファイルを圧縮するには適していると言われている。

テキストファイルの場合

では次にテキストファイルとして、『6,481,375バイト』約6MBほどある容量のファイルを圧縮した際にはどれが最も効果的に圧縮できたのかについて紹介しよう。

  • CAB形式の場合:圧縮後のファイル『2,595,395バイト』
  • LZH形式の場合:圧縮後のファイル『2,849,322バイト』
  • ZIP形式の場合:圧縮後のファイル『2,887,653バイト』

ここでもそこまで格段に差を出すような結果が出たというわけはないが、やはりCAB形式の圧縮の方がLZHとZIPよりも圧縮できるという事が証明された結果になった。ただパソコンで使用するテキストファイルは何気に溜まっていくことになるので、その都度パソコン内の領域をかなり縮めていくことになるのも事実なので、そういう意味でもCAB形式でコンパクトにまとめられるかは重要なポイントでもある。

バイナリファイルの場合

次に紹介するのは、音声や画像といったもののファイルを格納しているバイナリファイルについてだ。すべての例を出すと少し時間を要することになるので、ここでは一例だけを取り入れて紹介していこう。元あったファイルのサイズは『3,752,059バイト』のものとすると所定の圧縮ソフトで次の通りになる。

  • CAB形式の場合:圧縮後のファイル『2,234,578バイト』
  • LZH形式の場合:圧縮後のファイル『2,345,397バイト』
  • ZIP形式の場合:圧縮後のファイル『2,364,258バイト』

ここでもCAB形式の圧縮ソフトを用いた場合の方がサイズをより縮めることが出来ている、ただこの三つだけを比較対象とした場合でも数字には出していないが、圧縮できるまでの時間としては実のところCABは1分以上の時間を要しているにも関わらず、LZHの場合には『37秒』、ZIPの場合には『26秒』という時間で圧縮を完了している。圧縮をするサイズも確かに気になるところではあるが、どのくらいの時間を要することになるのか、というのも気になる人は気にするかもしれない。時間に関係なくコンパクトにする事が出来ればと考えているのであれば、のんびりとディスプレイの前で完了するのを悠然と待っていればいいだろう。

結果的に

この3つを元にして考えた場合、どれが一番圧縮ソフトとしていいかとするなら一例ではあるが『CAB形式』のものがよりコンパクトに縮めることが出来るといえる。もちろんLZHやZIPもいい事に変わりはないにしても、物によって圧縮する時に相性の良し悪しは出てくるものだ。テキストファイルをより圧縮できるか、音声などのバイナリファイルといったものを圧縮するのに長けているか、といった具合に分かれる。

ただ圧縮できれば良いわけではなく、そして素早く出来るから良いというのもまた違ってくる。中にはLZHやZIP形式でも数秒足らずで圧縮できても、サイズに関してはCABとは比べ物にならないほど容量が大きくなってしまっているということもある。それを含めて考えると、時間だけで圧縮ソフトはこれがいいとは一概には言えない、やはり時間はかかってもどれだけサイズを削除することが出来るかに注目して圧縮ソフトをどれにするか検討してみるといいかもしれない。

また今回取り上げたファイルサイズはあくまでも例となっているので、これが今でも適応しているわけではないことを記述しておく。何度も話をすることになるが、結局はどれを使うかは好みによって分かれるのだということだ。